【味覚障害? 10歳の子供が成人病になる】
よく聞くラジオで「味覚」「味覚障害」について興味深い話題をされていたので、
ちょっと音声を書き起こして自分なりに勉強してみました。
「いつもと味が違う」
「味が分からない」
そんな味覚障害の原因とは?
まあ、知る人にとってはそんなことも
知らなかったのかという視点かもしれません。
教科書的な言い方では味覚障害の原因には大きくは食生活、
薬の副作用、全身疾患、精神的ストレス、口腔乾燥症などがあると言われています。
ところが、
「3割の子供たちが何かしらの
味覚障害を持っている!?」
なんて聞いたらねえ、放ってはおけないでしょう。
仮に子供達というターゲットを10代と仮定したとして上記の障害の原因が当てはまると
なるかどうか問うと訝しく思えるかもしれません。
とすると、やっぱり食生活!?
食生活によるものは若者に多くファーストフードやインスタント食品など
ばかり食べていると体に大事な必須微量栄養素である亜鉛の量が不足して、
味覚障害になります。
なるほど、亜鉛なのか。
また、激辛料理ばかりを食べていると舌の表面にある「味蕾」と呼ばれる
味を感じる器官が減ってしまい、味が感じにくくなるという。
こういうことって味覚障害に止まらず想像もしていないような展開に
発展していくことは常ですからね。
今回は普段の食事の習慣に障害となる原因があるということを学びました。
それにしても、日常的に口にしている食材がこんなに汚染される時代になるなんて
以前は想像もしなかったのはきっと誰でも同じ。
昭和の頃から食品犯罪といって添加物の害を訴えていた人は多数にあったけれども、
今、このご時世だからこその緊張感を多くの人が持ち始めたのかもしれませんよね。
遺伝子組み替え食品とか、無農薬にこだわったところで
全く口に入れずに済むかといえばそうとも限らない。
仮にスーパーで「中国産なんて嫌だな」と敬遠して国産のものをチョイスしたとしても
国産の食材の方が中国産のものより残留農薬濃度が高いんだよ〜、
だから、いくら神経質に国産にこだわったところでもっとその背景にある情報を
読み取っていかないと健康効果は向上しないというわけか。
ありえない話です。
だからこそ、、、わたしたちは勉強&発信ですね!!!!!
コメに代わってお菓子やスナックが主食になっている
最近の子供たち。
今の技術と添加物だけで、味の再現性はもとよりどんな食品が作れるそうだ。
味や舌を刺激させるものを摂取して取り込んだところでそこには「栄養」がない。
添加物だけで作られている食品には栄養がないのだ。
おいしくてもっと食べた〜い!と体は求めているのだけど、
いくら食べても栄養にはならない。
体はおいしい、美味しいといって「もっと食べさせてくれ」と
脳から食欲を増進させる命令を出す。
おいしいことは栄養になる、体に必要であると理解して
「もっと摂取を!」と脳は発信してしまうんですよね。
体は求める、そこで食べる、しかし食べても食べても栄養が無い。
味覚を使ってさらに食べたくさせるようにと命令を出していく。
結果カロリー過多となり不健康な状態を作ってしまうばかりか、
より強い味を求め続ける中毒性までをも引き起こしてしまう。
スナック菓子やインスタントラーメンなどの味に慣れると
本来の糖質が物足りなく感じる。
だから余計に強い味を求めるようになるのだそうだ。
こうなると先の味覚障害だけでなく体調や精神を病み、
肥満や成人病へと体が代わってしまう事になる。
今では、そうした「成人病の子供たち」がたくさん存在しているということだ。
でもね、ちょっと待ってください、、、
自分自身もスナックやら菓子パンやらわけの分からない惣菜とか
弁当を常食にしていないかな。
そんなところをあらためないとならないよね。
■味覚とは?
どのようにして私たちは「味」を認識しているのでしょうか。
私たちのからだは口にしたものの味覚だけでなく、香り、見た目、
舌触りを脳で統合して「味」として感じているのです。
でも、その前に「味覚」とは味を知るためのものではなく
体に入れてもいいかどうかを判断するセンサーのような働きをしている。
つまりは、わたしたちの生命にも直結する意味付けにもなってくるということ。
例えばマイケル・クライトン原作の小説、「ジュラシック・パーク」
の中にもある特定の野菜が食い荒らされたという記載がありました。
一般に酸っぱい、苦いとされる味は腐っていたり体内に入れたらいけないという
毒物の検知や危険信号的な役割がある。
摂取する必要がある、その場合に味覚という機能が必要となる、
すなわち「おいしい」「食べたい」と思わせること。
体が栄養素として求めるものには味蕾も敏感になっていくということ。
加えて味覚は年齢、性別、生活習慣、ストレスに大きく影響され、
非常に大きく個人差が開いていく。
体内の栄養素も満ちているときは美味しくない、つまりは求めない。
反対に求めている時は美味しい!
と思わせることができるのだからうまくできているものです。
今現在、味覚が壊れる食品が横行している。
何とか自分たちの食生活を見直さないとなりませんよね。
小児生活習慣病の危険因子としましては、肥満、高脂血症、高コレステロール、
高血圧、家族歴、ストレス、運動不足などと言われています。
1996年の時点ですでに小学生で 41.5%(最多!!)、中学生で 39.3%、
高校生で 35.6%となっています。
今も外で街宣車が「コロナで自粛をしよう、外出を避けましょう。」
なんて謳っています。
こんな時だからこそ子どもの肥満が増加傾向にある昨今、
生活習慣病は大人だけが注意すべき問題ではありませんよね。
子どもの生活習慣病予防に最適なのは、
運動習慣を持つこと、バランスの良い食事をとること、
そして十分な睡眠を取ることの3点です。
子どもが乱れた生活を送っている場合、特に食生活は、
親である大人が規則正しい生活を実施するなどして
一緒に健康的な毎日が送れるよう努めていきたいものです。
今回は味覚や美蕾の働きについてあらためて発見をしました。
ちなみに味覚障害の治療は耳鼻科が専門となるのだそうだ。
亜鉛の欠乏が関与している場合には亜鉛の内服治療が行われる。
薬剤性が原因と考えられる場合には、主治医と相談して原因となった薬剤を見直し、
中止や減量をする。
加齢や病気などによる口腔内の乾燥が原因と考えられる場合には、
保湿剤を使用して口腔内を保湿します。
また、病気による二次的な味覚障害では原因疾患の治療が必要です。
もうね、医者なんかに通わななくていいから
まずは普通の食生活を継続すること、
それから添加物の入った食品は可能な限り
シャットアウトしていくこと。
改善のスタートはここからになります。
お金も時間もかけずにわたしたちのマインドが何をチョイスするかで
未来は変わっていきます。
余談ですが「辛味」は味覚ではなく「痛覚」なのだと、今更ながらに知りました。
〜〜〜〜
最後にCOVID-19感染症の話です。
COVID-19感染症で生じる味覚異常は、
実は嗅覚の障害によるところが大きいという報告があります。
普通の風邪を引き起こすようなコロナウイルスも嗅覚異常と関連していることが
知られていますが、ウイルスが嗅覚神経に何らかの炎症を引き起こすと考えられています。
他の症状がなくこんな対応をしているなんて、
嗅覚異常のみでCOVID-19陽性となることが報告されています。
全くもって異常な状況、コロナ陽性者として数の計上をそこまでして上げたいように
なっているとしか思えない。
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ご感想や気づき、発見がありましたらこちらまでメッセージをください。
個別には対応できないことが多いですが必ず目を通しており、
今後の発信に活かしてまいります。
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