【介護現場での転倒・骨折】

骨が折れたかもしれない!

知っておきたい高齢者施設での骨折の症状と対応。
そんなふうに思うのでありますが高齢者はもともと骨が弱っており、
「転びそうになって踏ん張っただけ」「くしゃみをしただけ」でも
骨が折れてしまうケースは骨脆弱性骨折に分類されます。
骨脆弱性骨折は特に高齢者の方によくみられます。

 

加えて認知症も患い、スムーズなコミュニケーションが取れないばかりか
痛みの有無さえご自身で説明できないことも多々ありますよね。

 

マニュアル通りに「RICEの法則!」なんて頭にスイっと浮かんでくるわけでもないし、
咄嗟の時ほど、どんな対応が適切なのか悩むものですよね。

 


「RICEの法則」とは…

(1)Rest:安静
(2)Icing:冷やす
(3)Compression:圧迫
(4)Elevation:挙上
(骨折部位をなるべく心臓より高く上げること)


 

転倒となると大概は体幹は横になっていることが多いので今回も転倒ではなく、
文字通りに座っただけならいいんだけどというこちらの楽観的な予想はやめて
これは早めに医師に診てもらった方がいいね。

 

 

骨折していることも念頭に置かないと。

 

 

そんな事例です。

 

 

家族だから認知症になろうとも、何かに病気を患ってしまうことになっても
「ああ、もうダメになったわー」なんて消えていく思いはない。

 

 

よく言われるように誰でもこの世界に生まれてきただけで、
誰でも人は使命を果たしているのだと話を聞いたこともあります。

 

 

こんなに毎日が不安になる情報が取り巻く時代も、
わたしたちはこの場所に必要だとされたのだと理解すると良いと考えなさい、
気休めに聞こえるかもしれませんが、こうした考え方はやっぱり正しいなと感じますよね。

 

 

日々の生活の中で人生の分岐点となることはどんなタイミングでもある。
その分岐点をグイっとテコ入れして方向転換を使用とすることもあったりします。

 

 

ただ、それが大概は実にこんなこと経験したくないと思えるようなこそ
学びやステージアップのためのテストにもなっていることもあるので
いかにそこに気づけるかということもポイント。

 

実際、高齢者介護の世界だと毎日がその積み重ねです。
いかに気がつくか、目を届かせることが出来ているかが大切な意味合いを持ちます。

 

 

床への座り込み、何があった!?

 

 

先日、巡視時の訪室でご利用者さまの床への座り込みを発見。

 

 

どうしたのかと聞くがわからないという返答でした。

 

 

転んだのかと聞くと「転んだ」と返答、どう転んだ?
と聞くと「転んでない、トイレに行こうと思った」と返される。

 

 

重度とまではいかないにしても短期記憶の保てない認知症を患っていますので会話は不成立。
確認させていただいたところ、確かに頭部や上半身に明らかな打撲痕はない、
本当に座り込んだだけか? 

 

 

尻餅をついて仮に打ち所が悪かったとしたらフローリングの床の上に体育座りで
姿勢をキープしていられることも厳しいでしょう、それに何より寒さもある。

 

 

ではまず、立って椅子かベッドに移りましょう。
さあ、立てますかと促しながら手を回していきます。

 


でも、思いのほか座り込みから体重移動ができず自力での立ち上がりが不可。
(えっ?と思う)

 

 

結果、介助を持ってしても立位不可、加えて激しい疼痛
(あら、まさかやっちゃっているかもね。)

 

 

ベッドに端座位の保持も不可、
要は移動に関する全ての動作は全介助となってしまいました。

 

 

あらー、骨折だね。

 

 

とはいえ、明らかな発赤やら打撲痕はなし。

 

 

ベッド上で体位置をわずかに動かすことにも大きな声をあげてしまうので、
ちょっと湿布を貼って寝ていればいいという話ではない。

 

 

転倒となると大概は体幹は横になっていることが多いので今回も転倒ではなく、
文字通りに座っただけならいいんだけどというこちらの楽観的な予想はやめて
これは早めに医師に診てもらった方がいいね。骨折していることも念頭に置かないと。

 

 

「打撲や捻挫ではなく骨折している可能性が高い」
と判断するポイントの一つ。

〜軽く圧迫したり、トントンと叩き、
これまでに経験したことのない痛みを感じた場合は骨折を疑います。

 

 

そんなわけでオンコールをして、
色々手順を踏んで最終的には救急車で搬送となりました。

 

 

病院で家族と合流して、時系列での観察状況を説明。
その間に行われていた検査や処置を終えて医師からの説明の席に同席させていただきました。

 

結果、骨折。

 

今回の事故の顛末、それから今後の治療の仕方について説明を受ける。

 

 

ところが搬送で検査をした結果、
今回の転倒骨折よりもっと深刻な状況が発覚しちゃったんですよ!

 

 

転倒だ、骨折だ! 
そんな出来事を通じて今この場にいるわたしたちにとって
何をどう受け止めていくか思いを馳せていきます。

 

 

実はもっと深刻な状況が発覚

 

 

救急車内でバイタルを測っている時なんですけど、
ちょっと心肺機能が落ちてますねと救急隊員から指摘がありました。
「普段からこんなに低い数値ですか?」と質問を受ける。

 

 

う〜ん、そんなことは無いのだけどな、と思いながら記録を見直す。

 

 

事実、病院に到着した後の検査においても
「骨折は時間が経てば治る、問題は…」と医師からの今の身体に置いてもっとも重大な
ことがわかりましたのでという説明にちょっと驚いてしまいました。

 


もっとも急転直下で今すぐどうにかしないとならないケースにはなっていなかったのですが、
家族に向けてはできるだけは早めに今後の対策とか意向をまとめておくようにと指示がありました。

 

 

目の前のことにだけ集中して

 

 

事故を報告、救急搬送を視野に入れていると伝えた時に上長に返された言葉に疑問を抱いたこと、
自分が正しいのだと誰かに責められたわけでもないのに気持ちの中で正当化しているような
自分がいたこと。

 

こうした葛藤はどんな業種や職種にもあると思います。

 

 

ワンマンで我が意が正しいとされる人を上長に持っているなら尚更でしょう。

 

一報を入れた家族は理解のある方で感情に流されずにこちらをねぎらい続けてくれたことなど、
そのときはバタバタを気持ちもはやってしまいますけ冷静になってみればいろんなことに気づかされ、
次第に感謝の念が生まれてくるものなのでした。

 

 

毎日のように社会や人のお役に立てるようにと願い使命を見つけるんだと
意気込んでいても、いざというときにどこまで自分を向き合えることが
できるのかということですよね。

 

 

使命、お役目というなら常々、
目の前のことにだけ集中してココロを込めていくことですね。

 

 

そうすることで想像できない大切なものが見つかるかもしれません。

 

 

来るべきタイミングでわたしたちのお役目は見つかるものなのでしょう。

それからあらためて
骨折したかもしれない場合に、家族が応急処置としてできることはありますか?」
と調べてみた後の答えです。

 

すぐに救急車を呼んでください。

そして、まずは本人が楽な姿勢を保つことが大切です。
例えば、座っている方が楽だというのなら座ったままでいいので、無理に横にしようなどとはしないでください。

骨折した場所や骨折の程度によって症状はまちまちですから、とにかくまずどの姿勢でいれば一番痛みを感じないかを確認しましょう。

そして、その状態で救急車が到着して、搬送準備が整うまで待つことがいいでしょう。

骨折した下肢は、骨折によって骨膜が損傷し痛みが発生します。
さらに周りの軟部組織(筋や靭帯など)が損傷することで痛みが増強します。
動かすことで、痛みが起こる部位の損傷が進む(増悪する)ために痛みが発生します。また、動かそうとすると痛みによる筋の収縮によって、2次的に痛みが増強します。 そのため、無理に動かさない方がよいのです。

待っている間には、骨折した部分からは少しずつですが出血が起こっています。
結果として、総出血量は500~1000mlほどになるので高齢者は必ず貧血を起こします。ですから、この状態で長く放置しておくと循環動態に支障をきたし肝臓や腎臓など主要な臓器の障害や血圧が下がってショックを引き起こすなど、命に関わることを忘れずにいてください。
ためらわず、救急車を呼んでくださいね。

と回答を見つけました。_

 

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