【急な発熱、対応できますか?】

 
 
夕方まで普通に過ごしておりましたが夕食時あたりから気分不快の訴え。
 
 
 
 
でも気分が悪いというだけでなく、
ソファの中でもぐったり姿勢を崩して
体を横にしてしまう動作があったためにベッドに臥床。
 
 
 
 
震戦もあったためこれから熱が出るかと思っていたその4時間後、
やはり39度までの発熱となりました。

急な発熱、想定だけでなく対応できますか、
と云うことが改めて反省した課題。

 
 
 
 
 
〜〜ガンの告知を受けてそろそろ1ヶ月、
もっと言うと医師からの余命宣告も日々身に染みてきます。
 
 
 
それにしても不思議なものです、
ターミナル宣告はまだされてないものの、
医師からの言葉に自分ごとのように感じてしまい、
余命もわずかとなったβ子さんがとてもいたいけな印象に見えてくるものです。
 
 
 
いや、本当にカレンダーを見ることが怖くなってきます。
今までターミナルケアに携わってきたことは多々あれど、
こんな心情になったことは初めてのことです。
やはり病室でのやりとりが一つのきっかけになったことは間違いないです。
 
 
 
 
若い人ほど、自分の夢を果たせるように頑張って欲しいと
叱咤激励をされるものですが、
これから幕を下ろそうという方に向けてならあなたは何と云う?
 
 
 
わたしはまだ言葉が見つからないな、
しかも相手は認知症を患っているから今の状況さえも理解していないでしょう。
せめて楽しい時間を少しでも増やしてあげようという感覚ですね。 
 
 
 
 
考えるまでもなくわたしたちは必ず死ぬ。

死期がせまった方にだけ親密に接するという対応こそが間違っていて、
本来なら全ての人に今日この瞬間が最期ならという気概をもってこその生き方、
気持ちの持ちようなんですよね。

 
 
 
 
余命1年としてどう思うか、
普通は時間がない、締め切りまではカウントダウンとして
生ききってやろうと思うでしょう。
 
 
 
その反面、余命があと60年あるとするなら、
誰しも明日も今日と同じように生きられると
錯覚してしまうのはなぜなんでしょうね。
 
 
 
 
 
人生の幕を下ろすというタイミングの前に多くの人が
向き合わなければならない現実に先にも書きましたが
「認知症」というものがある。
 
 
 
 
β子さんも例外ではなくて中度の認知症を患っており
今後ベッド上での生活となったときにβ子さんらしい
資質そのものはどこへ行ってしまうのだろうとか考えてしまいます。
 
 
 
 
現実として向き合うことの他、
これからの残された時間も楽しんでいただくきっかけがないと
ダメだなと考えています。
 
 
 
 
どれほどの慈しみ、安らぎ感を与えてあげながら
これで良かったと思っていただけるような時間があったり、
わずかな時間でも熱中できる楽しみがあったらありがたいものですよね。
 
 
 
 
さてβ子さん、顕著に見られる体調、体力に関して気が
ついたこととして膝折があります。
 
 
 
 
もうちょっとなんとかしてあげようと思うけれども
こちらばかりはわたしたちがリハや機能訓練だと働きかけても
どうにかならないことかもしれません。
 
 
 
 
 
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認知症介護+救急対応+ターミナルケア
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そんな中、また39度台までの発熱がありました。
 
 
 
 
その日は夕方まで普通に過ごしておりましたが夕食時あたりから
気分不快の訴え。
 
 
 
その日に特別何かがあったかというと特には見当たらなく、
ただ便秘でもう4日ほどお通じがなかったということ。
 
 
 
便秘のせいで吐き気を催したり気分が悪い、
おなかが痛いという訴えをすることもあると聞いていたので、
最初に気分が悪いと聞くのも便秘のせいではないかと思ったものでした。
 
 
 
でも気分が悪いというだけでなく、
ソファの中でもぐったり姿勢を崩して
体を横にしてしまう動作があったためにベッドに臥床。
 
 
 
 
震戦もあったためこれから熱が出るかと思っていたその4時間後、
やはり39度までの発熱となりました。
 
 
 
 
そして医師からの指示で抗生剤の使用を指示されました。
 
 
 
 
と、そもそも熱発が想定されるのであればわざわざ
オンコールなどせずとも「38.5度以上で使用可」
みたいな簡単ルールを作って常にセットしておけばいいんでないの?
そうしている事業所も多数あるはずだが、
とは思ったのですがここで医師がどう判断するかは分からない。
 
 
 
 
いくら医師の指示とはいえ熱がでたからすぐに
はい、お薬という発想は正しいものか? 
 
 

体内の免疫チームが頑張ってくれているおかげで、
原因微生物(病原体)の増殖をおさえるための正常な反応と言われています。
 

確かに熱は出るけれども体の機能が維持する方向になっていけていると
思うとちょっと見方も変わってきますけれども。
 
 
 
 
 
例えばこんな質問
 
 
 
 
発熱について医師にいつ相談すべきですか?
 
 
 
 
 
 

この質問の背景に、
わたしへの「医師への連絡が遅い」と指摘があり
ちょっと勉強してみます。
 
 
 
医師に伝える前に、
「いつから、どのくらいの時間が経って」いるのか、
意識はあるか、異常に見える状況はないかを
確認しろと学んだのですが、
上長に言わせると「発見したらすぐに」
という認識が正しいというが果たして?
 
 
 
例えばインフルエンザを疑って医者に診てもらおうとしても医師は
 

「いくら熱が出たとしても24時間くらいみないと
検査のしようもないんだよね」
 

と言われることもあります。
 
 
 
他にも調べると発熱時は6時間ほどの
経過を見てと言う目安もあるようです。
 
 
 
それに夜間や緊急というのは文字通りで
生死に直結するケースを指すそうだ。
 
 
 
「もし何かあったら」などと
言い出したらキリがない。
 
 
 
 
 
 
参考までにCDCでは、
次の1つ以上が発生した場合は医師の診察を勧めています。
 

• 101°F(約38.3°c)を超える温度で、2日以上続くか、
 少なくとも部分的に治療に反応しない

• あらゆる条件下で101°F(約38.3°c)を超える温度

• 肩こりのある頭痛

• 激しい咳や嘔吐

• 深呼吸または呼吸困難を伴う痛み

• 顔の痛み

• 皮膚の発疹

• 原因不明のあざや出血

• 持続性下痢

• 鼻からの黄色または緑の分泌物
 
 
 
 
 
 
他にも、もう少し実践的なところの知識として
 
 
 
・意識が悪い、ぼーっとしてしまう、名前や生年月日が言えないなど
・普段より明らかに血圧が下がっている
・呼吸がすごく苦しい
・部位を問わず“激痛”がある
・数時間の経過で立ち上がれなくなった
・寒気を伴う我慢のできないガタガタとした震え

(歯がカチカチしたり、布団をかぶっても止まらない震え)がある
・数日間水分がとれていない(注: 短期的には食事よりも水分摂取が重要)
・抗癌剤や免疫抑制剤(ステロイドなど)を使用している など
 
 
 
うん、なんとなく理解できました。
 
 
そもそも、今回のケースに限らず、
緊急と思われる時にはどう対応したら良いかを
電話する前に医師視点でどんなこと調べて欲しいのかを
まとめておくことがベターですね。
 
 
 
今後の経過を見守っていきましょう。
 
 
 
 

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ご感想や気づき、発見がありましたらこちらまでメッセージをください。
個別には対応できないことが多いですが必ず目を通しており、
今後の発信に活かしてまいります。

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