【防鳥ネットに水鳥が絡んで死ぬ 蓮根収穫の裏にある残酷な現実】

 

霞ケ浦では、
11月が過ぎてレンコン収穫がピークになると
多くの水鳥が
天井にかけられた防鳥ネットに絡んで死にます。

〜防鳥ネットに水鳥が絡んで死ぬ 
蓮根収穫の裏にある残酷な現実〜

過去のテレビ番組、わたしの好きだった「料理の鉄人」。
番組の始まる時間には残業で帰宅できず毎週録画して楽しみに見ておりました。

 


もちろんテーマ食材に蓮根がメインになったこともあります。

加賀主宰の発する今日のテーマはこれ、蓮根!
たくさんの穴でなんでもお見通し、
なんていう冗談も
今回のこの情報を見ていたら気分も消沈してしまいました。

「防鳥ネットに水鳥が絡んで死ぬ 蓮根収穫の裏にある残酷な現実」
このことを記録に残しておきます。

折しも先日も居酒屋でオーダーした料理の中にもレンコンの
チップスが入っていて美味しくいただいたのですけど、
わたしが口にした料理はこんな背景があったのかと考えさせられますし、
仮にも茨城の産地ではないのでしょうが、
今後、蓮根を見ただけでこうした惨状が
脳内に蘇るとなるとどうもこうも気分が塞いでしまいます。


もっとも、気分が塞ぐことから目を背けるということこそ
個人の対応としてはNGだと思うので、
サイト元から無許可ですが情報を抜粋、
コピペして公開しちゃいます。

だって自分のメールアドレスに
「何時間ももがき続ける鳥たち」
なんて情報や写真が送られてくるのだから、
そりゃあ少しは見てしまいます。

しかも内容的にもこのまま見過ごすわけには行かないなと思ってこそですね。
まあ、本来はお金を払わないとダメなんでしょうけど。

ついでに自分にとっての備忘録としてもね、
残しておきたいです。

茨城県霞ケ浦では、
11月が過ぎてレンコン収穫がピークになると、

多くの水鳥が天井にかけられた
防鳥ネットにからまり死亡します。


死は一瞬ではなく、からまった翌日までもがき続けることもあります。
もがき続けて足や翼は骨折し、首が絡まった時は窒息死します。

時にフクロウなどの猛禽類やカラスがきて生きたまま捕食されます。

その猛禽類やカラスもまたネットにからまり死ぬことがあります。


レンコン被害対策をするために、
天井型の防鳥ネットは必須のものではありません。

地面の上にネットを直接置く(直置き網)、
水鳥の誘導池を設置するなど、もっと人道的な方法があり、
その方法に切り替えている自治体もあります。


天井にネットをかけるなら、
せめて収穫後などの不要な時期ははずしてくれれば犠牲は減ります。

しかし多くの場合一年中かけっぱなしです。


霞ヶ浦のレンコン田では2カ月余りで2000羽にものぼる野鳥(死骸)が
ぶら下がることもあります。

これがもう20年近く続いています。

と、ここまで読み進めているだけでもゾッとしてきます。


アニマルライツセンターも現地でぶら下がってもがいている
バンやカモを何度も見ました。

農道や畔から届かないところにぶら下がっている
水鳥を助けるためには他人の蓮根田に入らなければなりません。

ネットに深く絡まっている水鳥を外そうと思えば
防鳥ネットを切る必要もあります。

しかしその許可を得ようにも蓮根田の持ち主は
ほとんどの場合そこにはいません。

近隣で作業をしている人にその田の持ち主と連絡を取りたいと言っても
「答えられない」と言われます。

警察に来てもらい法律に抵触する旨を伝え、
持ち主を探すべく近辺で聞き込みをしてもらったこともありましたが、
結局判明せず、苦しんでいる鳥を何度も見捨てました。

>命を見捨てる…、ブラック・ジャック先生なら絶対に許しはしない。

水鳥は収穫後の田を好みます。

これは野鳥の会の調査で

「商品となるレンコンが埋まる未収穫田よりも、
収穫後のハス田の防鳥網で死ぬ鳥類のほうが圧倒的に多い」

ことから明らかです。

ネットに絡まり死ぬ鳥が多いということは、
その田に入る鳥が多いということを意味します。

そもそも青々とした蓮で覆われて水面が見えない蓮根田や、
収穫前の蓮が枯れてとがった茎が宙に向かって伸びている
蓮田は水鳥が好んではいりたがるようなものではありません。

鳥は目の良い生き物です。

餌も目で認識します。


水面が見え、そこに浮草がたくさん浮き、
クズが散らばっている収穫済の田こそが水鳥にとって好ましいものでしょう。

もちろん収穫前の田に水鳥が入ることがないわけではありません。

また蓮根を収穫中の田に入ることもあります。

しかしここで水鳥が泥に埋まった
好んで蓮根を好んで食べるのかという疑問が出てきます。

蓮根を食べようとすると水中の泥に潜らなければなりませんが、
水鳥は基本的に水面採餌(水面に浮かんだ餌を食べる)を好みます。
(野鳥の会の調査では、マガモの場合、
潜って餌を食べる倒立採餌行動は、採餌行動全体の1.3%にすぎなかったそうです)。

潜るにしても水鳥はそこまで深く潜れるわけではありません
(マガモの場合20㎝程度)。

水面にはより魅力的な蓮根の残渣物が
たくさん浮いており大好きな浮草もあります。

わざわざ好んで泥の中の蓮根をつつくことが
あったとしてもマレではないでしょうか。

>そもそも、畑や田んぼに虫や鳥がやってくるというのは
自然環境が良いという考え方で良いのでは? 

>何もやって来ない畑など農薬に汚染されていたり、
呼吸もできない土壌なのだと素人でも考えつきそうなことだけれども。

 

防鳥ネットの効果が明確ではない

まず前提として、「野鳥の侵入を阻む」という目的で天井に
防鳥ネットがかけられている蓮根田にも水鳥は入っています。

四方は空いているからです。

防鳥ネットはほとんどが四方が空いた天井のみのネットです。

中には天井ネット、
プラス四方にもネットを設置してある蓮根田もあります。

しかしその完全防備型のネットでもめくれた隙間から水鳥は蓮根田に入ります。

次に防鳥ネットは蓮根被害を軽減させることが目的ですが、
目的を果たせているのか明確になっていません。

防鳥ネットを設置するにしても、
人道的な方法が可能。

にもかかわらず非人道的な方法が
継続されている

生産者を悪人だと言っているわけではありません。
苦しんでいる動物を見てかわいそうだと感じる気持ちは
私たちであれ生産者であれ、ほとんどの人に共通するものです。

他の対策方法があるにもかかわらず、
誰もが持っている思いやりの気持ちを抑えなければならない
管理手法を続けることが間違っていると言っているだけです。

これから正月用に、
年末までに蓮根収穫はピークを迎えます。
そのあと収穫後にもかけっぱなしになった天井網に、
例年どおりであればたくさんの野鳥がぶら下がります。

>ちょっと、、、待ってくれ。

このような残酷な光景を阻止するために、
アニマルライツセンターは
市長、行政、茨城県産蓮根を扱う小売店、

蓮根生産者組合への働きかけを行います。


非人道的な管理方法をやめ、
野鳥と共存できる方法に
切り替えることを茨城県に求めます。

■この問題についてより詳細はこちらをご覧くださいね。
ちょっとショック画像も掲載されていますが、これが事実です。

茨城県のレンコン田-ぶら下がる死体 2020年11月

■茨城県にご意見を

茨城県に、残酷に作られたレンコンを食べたくない、
人道的な管理方法に切り替えてほしいと皆さんからも声を届けてみてください。
と、ここまで抜粋してみました。

自分も微力ながら昨年から畑に行ったり、
土をいじったり、作物を育てたりとしてきました。

もちろん、自分の知識も経験も微々たるもので、
他に代案を出せと言われても所詮は素人です。

でもこんな感じ自分はこんな風に思っているよーとか、
応援、賛同、ものによっては募金もできるよー、
と広めて行けたら何か少しは変わってくるかもしれませんよね。

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ご感想や気づき、発見がありましたらこちらまでメッセージをください。
個別には対応できないことが多いですが必ず目を通しており、
今後の発信に活かしてまいります。

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