【介護 毎日の記録の思考法「RADIO」】
「実施指導前に自己点検!法令遵守と質を踏まえた記録の書き方、あり方(基礎編)」、
今日の参加した研修のテーマであります。
記録、記録、、本当に大事ですよね。
御社の記録どうなっているの?
なんてことをどこかの研修の会場で話題にしたら自分の事業所の
悪口ばかりになってしまうなんてことありませんでしょうか。
含むところはあったとしても、勢いづいて愚痴など云うべきではありませんし、
自分たちのダメ自慢になってしまってもなりません。
自らの職場をどうこうを云うより問題を改善できない
自分の能力のなさを恥じ入るべきですね。
そもそも何故記録は必要なのか?
法令上の規約。
実施指導への情報として。
業務の質の向上、情報開示、共同。
リスクマネジメントとして、、。
そうそう、確かにそういうものです。
でも現場からの見方としての認識は法令遵守だけでなくケアマネジメントが適切かどうか、
これを記録の中から確認されることがあるための記録となっているように見えます。
確かに「~を引き継ぐ」と申し送り事項として引き継いだはずの記録に対してもその後引き継がれた担当からの顛末が記録として残っていないなどあやふやなところがあったりするのも事実。
「あの件どうなったの?」と聞くと
「あー、もうなんでもないみたいですよ」と返される。
それならそう記録を残して欲しいのよ、起結を残さないと意味はない。
部屋の掃除や片付けと同じで情報も整理整頓が必要なんだけどな。
職員間全体が同じような視点を持てていたら、
そんなことを会議やミーティングの場で云わなくてもいいのではないのかなとも思うのですが、
「あなたは経験を積んでいるからそう言えるけど」気が付けない人もいると返されるなら。
そう、テコ入れの時期です。
地力を上げる鍛錬を全体で行っていきましょう。
介護現場の記録、これって時系列の日記のようなものではなくてもう少し俯瞰した客観性のある評価ともなり得るものだと認識していけたら日常のケアプランにも反映できるし、いろんな人の意見も聞き入れることが出来るのでは? そう現場をコンサルティングしているような、そんな視点があるといいのかもと思いますが例えば、
起業家向けビジネスコンサルティング界で提唱されている【 RADIO 】なるワードを聞いたことはありますか。
語呂合わせ的なメッセージではあるのですけれども深いのでちょっといただいたメルマガから一部をコピペするだけではなく、自分なりの視点で「介護」に特化した考え方に置き換えてみます。
R・・・ラポール
A・・・オーソリティ=権威
D・・・ディレクション=方向付け
I・・・インスピレーション
O・・・オープンにすること
この5つの頭文字を合わせたものが【 RADIO 】です。
ビジネスコンサルと日常の介護現場の記録とどうつながりがあるのよ、
と思われるかもしれませんが実際記録が薄いとする現場で常に【 RADIO 】
なる意識を持つ事で自分なりの改善を行えるだけでも何か一つ
深いものが生まれてくるように思えますがいかがでしょう。
改善出来ることに気付けたら現場もどんどん変わって行けることにもなるし、
発信能力も増えれば各自にリーダーになれるようにもなる。
情報発信の仕方を深めたら毎日の仕事もより深い視点を持てるようになりますよね。
今日もファイトです!