【ガン告知のあとで 穏やかに普通の生活を】

 【ガン 終末期ケアに向けて 「告知」】と以前に書きました。
その続きにあたる今回の記事となります。

 

【ガン 終末期ケアに向けて 「告知」】

 

 

 ガン告知といっても本人には知らされず、
ご家族、それから周辺のわたしたちの気持ちが
どの方向に向けていくかということにも、
少しづつ落ち着きが見えてきたような、ね。
なんだかそんな感じもします。

 

 

 わたしたち介助者の仕事や役割、
医師や家族出なければ出来ないこと、
わたしたちができることを精一杯、
できるなら日を跨ぐことなくしっかり行い、
毎日の現状を受け入れていこうということですよね。

 

 

 さて退院後、施設ルールに沿った居室対応時間も終了。
就寝時間と日中の活動時間のメリハリを付ける意味合いでするために
ベッドでの臥床時間を少なくしていこうとプランを更新しました。
現時点ではまだターミナルというリミットが
ある時間に行きついていないので、単純に「退院後」としています。

 

 2週間ほどの臥床生活でさすがに足腰のチカラも落ちているし、
体力も低下しています。日中、テレビを見て過ごすだけでも覚醒時間が増えて、
今が何をしている時間なのかということを認識してもらえたらいいですね。

 

 

もうすぐお昼ご飯の時間だね、
などというふうに日課が理解出来るだけでも違いますから。

 

食事摂取量もこの2週間ほどはあまり召し上がることもできていなかったようですが、
離床をして数日、全体の摂取量も増えてきた。

 

 

一時は栄養剤などでの補給も考えてはいましたけど、
医師の方からも7割とれていれば良いということで
今のところは過剰に意識せず現状維持でオーケー。

 

あとは、やはり認知症対応ですね。

 

こちらも根気強くやっていくしかありません。

 

 

単独でのフリーの歩行は不可
必ず誘導、手の届く範囲での介助としたのですが、
やはり案の定、ひとりで歩き始めてしまい声をかけるにも、
どうにも理解が厳しく着席するまでにも時間を要した、
ということもありましたが、まあしょうがない。

 

 

今までもこうしたことがあった時にはまだまだ体力もあったから大事に
至らず終わりましたけど、
今の段階ではわずか数メートル歩くだけの脚力もないでしょうから
転倒させないように、細心の注意をはらっていくことですね!

 

 

ターミナルケアにおける認知症ケアと実践

 

 

さて、精神論的な見方では「根気づよく」と常々云いますが、
実際に何を根気づよくにフォーカスしていくかがまだ明確になっていません。

 

何に寄り添うのか、機能維持とは? 
どこまでを回復させるものかとするのかを意識していくことが必要ですね。

 

 

 

ただ精神論でがんばろうぜ、
では目的もゴールも見定められていないのですからね。

 

 

あなたの為にということが時として害になる。

高齢者介護、ターミナルケアだけの場面だけでなくこれって
わたしたち健常者の日常にもあてはまります。

 

 

 

 

相手がどう思うのか、感情はどのように揺れているのかを想像しながら、
わたしたちは見て、触れ、声をかける。

 

質の高いケアというものが、
理想で終わらないようにするためにわたしたちがが学ぶべきこととは何でしょう。

 

 

・ご利用者、ご家族と良い関係を築くこと。
・個人を認めること。
・相手を制御、制止しない、自由を尊重すること。
・介助者自身も自分自身を大切にすること。

 

「ユマニチュード」の創始者の一人、
イヴ・ジネスト氏の書籍などに目を通すとよくわかります。
(イヴ・ジネストと検索してみてくださいね。)

 

 

大事だと思うことと、やっていることが一致しない、
このことが問題なのだということ。

 

このことを常に意識してこそ。

 

 

 

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ご感想や気づき、発見がありましたらこちらまでメッセージをください。
個別には対応できないことが多いですが必ず目を通しており、
今後の発信に活かしてまいります。

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