【介護 チームへの貢献、リーダーがすべきこと】 

 
 前回の後編ともいえる本コラムです。
 
 
前回はわたしたち各自が目の前のお一人お一人にしっかり対応する責任を果たしてこそ、そこから信頼を得て足下から規模を広げていきましょうとお伝えしました。
 
 
 さてその次のテーマ、チームビルディング×リーダーシップです。
 
 
わたしたちもただ一生懸命にマジメに真摯に!
お客様の喜ぶことならなんでもやってあげようと仕事をしていればそれでOKというレベルからは離れていかないとならない。
 
 
継続性の中には慣れ、形骸化していくというリスクがある。
 
 
常に新しいものをとまでは云わないまでも、
コンスタントに創造性と拡大性を含めた将来への展望を持っていなければわたしたちはいつしか世の中から必要とされなくなっていくでしょうね。
 
ただただ毎日楽しければいいと収まってしまうのではない。

行動の伴う発信もできる社会への目配せも忘れず、働く以上は現場レベルの発言力、
影響力も増やして職員各自のパーソナルブランドも拡大、明確化する。
仕事は的確に、かつ時間のゆとりも含めておいていざというときには周りを足下を揃えられることが出来るようにしていきたい。
 
そう、いつまでも仲良しグループのままではいられないのですよね。
 
 
 というわけでわたしたちが独自に担当している仕事を携え日々指示と待っているばかりではならない。
 
 
同じチームの誰もがリーダーになれるように、
目指して行けるような環境を整えることがやっぱり必要です。
 
 
そのために既存の代表や、リーダーにはどんなリーダーシップが求められるか、
為すべきことを自覚しているか見直していきましょう。
 
 
 
 自分にとっての強みを確実に知っておくこと、得手不得手、急な振りにも対応できること。
 
 
 相手のマイナスを補えるだけの配慮と洞察視点をもってチームを作って牽引していけること。
 
 
こうしたことを日常の中に浸透させていけることが必要でしょうね。
 
 
もちろん原点である顧客ニーズへの親身な対応も忘れずと全方位にとっての一貫した姿勢を見せていくことが大切です。
 
 
短期での未来予測もさることながら長期的な視点も持ち全体指示が出せることでチームの潜在意識を高めていけるように、こういう理由でこうするを明確な手本となることが可能であることが求められます。
 
 
 それでもわたしたちは上司やリーダーを批判しがち。
 
わたしたちにとって「それは違うだろう」とした反感から否定をはじめてしまう。
社会の悩みのほとんど全てが人間関係とするのだから、
仕事現場ひとつで意見を衝突しあうことなど当然起こることなのだよね。
 
それを知っているにもかかわらず相手を変えてやろう、
やりこめてやろうとする発想をまず無くしていくこと。
 
 
異なる主張の裏にはご利用者さまや職員のためを思ってという心理が必ずある。
 
 
そうなのだから異なる意見を相手に被せることよりも重ね合わせること、
そうしてチカラを合わせる方向を見出していけることがリーダーに求められているものでしょう。
 
 
反対に自分の意見を押さえ込んで相手の云うなりになって収めてしまう、これも問題。
 
 
意見の違いというのは手元の武器やアイテムが増えていくものだと考えたらゲームプレイヤーさながら、いつしか無敵さをカスタマイズできる仕事現場が作れます。
 
 
ファイトです!

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