【自分最大の生き甲斐を持とう! 寝たきりの生活でも心身が回復する秘訣】

 

物事をやり続けることが出来ない理由は一つ、
「あなたが本気でワクワクしていないからだ」とある。
だからこそ自分最大の生き甲斐を持とう! 

 

あなたは本心から楽しめていない、何もワクワクしていないと、
このように聞いてドキッとしませんでしたか? 

 

 

例えば「料理」と提示すると、
こちらが何も言わずとも「やらせて」という人がいるところと、
「できない」とハナから切り捨ててしまう人がいるところの
はっきり2つのパターンに分かれます。

 

 

確かにその通り、ワクワクしている方が
周囲の声は顧みず突き進んでいくパワーを携えますからね。

 

自分個人も弾けないギターのスレーズを何時間でも練習できたり、
アリアスくらいの石膏デッサンだったら1日中と言っても
1体ノンストップで3時間として2個くらいは
描きあげることが出来るものだけど、
こうしなければならないと自らに火をつけていくものだと
気持ちの持ちようがまずセットしてということがありますよね。

実際にいつもワクワクしている気持ちを持って
日々のことに向き合っている? とすると、
多分、自分なりのやらなければならないリストとか、
約束事に気が取られてワクワク心は無くしてしまっているのかもしれませんよね。

自分のことはさておき、
では、他者をワクワクさせる気にさせるには
どんなことを提供したらいいと思いますか?

よくある、相手の思いを察して望んでいることを提供せよとありますね。

 

 

いやいや、人はそうそうこっちの思う通りになんて動いてくれませんよ、
と考えてしまいます。

そうです、わたしもいつだってそう思っていました。

そのくせ、介護施設ではレクカレンダーなんて毎月せっせと作って、
行事を組んでみんなを楽しませようなんて考えていたのだから、
常に何かに挑戦したい気持ちもあったのかもしれません。

■さて、今回は高齢者と料理を作るという企画です。

どうですか、聞いただけで楽しくなってきましたか、
やり方なんて忘れちゃった。
ご飯ならそっちで作ってよ、めんどくさい、、、
そんな声ばかり聞こえてきます。

不思議とその施設や現場ごとに「料理」と提示すると、
こちらが何も言わずとも「やらせて」という人がいるところと、
「できない」とハナから切り捨ててしまう人がいるところの
はっきり2つのパターンに分かれます。

この差は何なのでしょうね。

多分、その差が生まれるのは新しいことにトライしてみる気概があるか、ないか。


では何故ないのかといったら、多くの場合は張り合いとかやりがいがないと
強い言葉にすると生き甲斐がないからなんでしょうね。

ご飯なんて、座っていれば出て来るもの、
だってお金を払っているんだからわたしは何もしなくて当然でしょう、
まあ、確かにそうね。

でも、そうして自分が何もしないことによって
今まで培ってきた自分なりの個の魅力を失ってしまうことを
老化とか高齢だからという言葉一つで締めてしまったら多くの
機会を失ったままになってしまいますよ、だから…

〜〜夏野菜を使って料理を作ろう!

■久しぶりに調理系のレクを開催しました。

施設の食事や配食サービスに限定した日常ですと、
毎日口にする食材というのも基本的にいつも同じで
限られた食材になってしまいます。

切り方、固さも事故がないようにと老人向けということが前提です。

 

 

考えるまでもなく、食はわたしたち人間が死ぬまで大切にしなければ
ならない大切なことで、加齢を理由に味気も食感もないものを口にしないと
ならないのかと思うとなんだか残念なこと。

 

 

いくらお年を召したとしても、季節にあった食材を暖かいものは暖かく、
多少苦味や骨があろうが、噛みきれない食材があったししても
いつも日本の食卓ってこういうものだよね、
という思いを届けてあげたいものですよね。

そこで、今回は
「こんな野菜は普段は目にすることがないでしょう!」
という夏野菜を召し上がっていただこうという野菜のチョイスからスタート。

選んだ素材はズッキーニ、パプリカ、、、。

この2つを手に取るだけで


「あー、もうミネストローネを作ろう」


とそんな単純な発想です。

他に普通のニンジン、キュウリ、ジャガイモ、粗挽きソーセージなどを集めます。

他にもセロリとか緑のみずみずしい野菜を取り入れたかったのですが、
あまり多く使ってしまうと後々食べきれないかというところで
大体6種の野菜でまとめます。

まずは着席。
ゆっくり、ズッキーニ、パプリカを順に
手に取ってしっかり見てもらいます。

こんな野菜、見たことありますか? 
少しづつ参加者にも会話が増え笑顔が見えてきます。

それからゆっくりお一人づつ、
本物の包丁を持っていただきカットしていきます。

 

 

嫌だ、出来ないとは云うものの、
ちょっとストンとカット出来てしまうと、
もう仰る言葉がいきなり変わります。

 

 

「こんなこと毎日やってたんだからできないわけがない」。

背後からサポートでついている職員を邪魔者扱いするほど
口にする言葉は「出来る」「手を出すな」となってきます。

みんな気持ちの中では
「次はわたし、わたし」と
内心ワクワクしているのです。

そういうやりとりの場面を見ている介護度4レベルで手指の拘縮の
キツイご利用者様でも

 


「わたしにはやらせてくれないの?」

 

 

とやる気もマックス。

こうなると企画した方も
「そういう気持ちになってくれるのを待ってたんですよ!」
と内心嬉しくなりますね。

 

 

 

 

 

 

適材適所というよりは、すべてにおいて
「やりたい、やってみたい」と思っていただけるマインドに
なってくれることの方が良いわけで、
サポートしてくれた職員の突発的なことにも
柔軟な対応には本当に感謝ばかりですね。

今回はご利用者さま行っていただいたことは
野菜のカットだけでしたが、
それでも十分に楽しんでいただけたように見えました。

あとはじっくり煮込んで、
みんなで盛り付けを行って一緒にいただきます。

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人生の全ては楽しいものばかりと決めておくと、
どんな結果も笑えてしまう。

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実は介護施設のどこででも、
調理をレクリエーションの一環として開催できるかというとそうではない。

ご利用者様に調理をさせないのは怪我をさせない、
異食をさせないといった事故を未然に防ぐという観点ではなく、
あくまで運営上の規定で不可となっていることが多い。

参加者、職員の検便を採れ、
食材は当日搬入として廃棄時間まで決められていたり、
出来るだけ厨房担当の職員を配置させろなど、
そういう規程(つまりは経費をかけるなの意)を聞いてしまうと
はい、もう分かりました、企画書は引っ込めます! 
なんてことばかりです。

では、ここからどう発想を転換させるのか? 

直接的に調理に携わることが実質的に厳しいとされるなら?

工作系レクで箸袋を作ったり、
ランチョンマットのようなものを作ったり、
簡単なところでは音楽や席を変えて普段を違った雰囲気を作るとかね。

強要する楽しさばかりでなく、
こんなのあるのだけどどうでしょう? 
こんなスタンスで行けたら次へのヒントが見えて来るかもしれませんよね。

介護ばかりではない、あなたが誰かを喜ばせたいという思いが
人生のヒントになる

==================================
介護度3、ベッド上の生活でもワクワクする気持ちが
あれば生き甲斐が生まれる。
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いつも言われているように、
誰かを喜ばせてあげたいという気持ちは自分の想像を超えた
チカラを発揮する。

そのことを念じて、毎日1日を過ごして生きるだけで
わたしたちの人間性も向上するし、
いつかは見えないチカラのサポートが感じられて来る。

わたし個人としてそういう精神的世界の発想や学びは
詳しくはないのですけれども、
あなたを喜ばせたいという思いが生きていくための
チカラの源となることは肌で感じています。

人生を生きていくには、いつも同じ手順や特技ばかりを
活かせる場所にいるとは限らない。
一度は封印した武器が必要となることもある。

 

そして封印した武器であれ人に見せずも刃は研いでおくべきもの。

絵が描きたいんだよ〜〜〜、の想いに応える。

 

もうご逝去されましたが
「花の絵が描きたいんだよ」と
何度か口にしていた方に絵を描く時間を提供したら、
ご本人のみならずご家族からもいたく感激されました。

ベッドで1日過ごすことが日課、
起きるのは食事とトイレくらいの時だけ。

そんな方が趣味を持ちたいと思っていたところに、
なんとわたしは絵を指導できるじゃん、という展開でした。

そうです、価値を提供できたわけです、それは

技術の提供というよりワクワクしてもらう
きっかけを提供できたことが成功なんです。


画材、紙、モチーフ、時間、場所、全て
セッティングして体一つで来てください、
というところまで用意します。

もっともその方は我が強くて、
絵を描く時間と場を儲けても人の話は聞かないし、
自分が一番正しいんだというような態度を
繰り返したことを周囲の参加者に非難されて、
結局ベッド上での生活に戻ることをご自身で選んでしまいました。

 

 

そんな背景もあったのですが、
しきりにこちらの手をとって「ありがとう、ありがとう」と
伝えていただけたことにはこちらの方こそありがとうございますと
言わずにはいられなかったものです。

結果はさておき、その人なりに一時的に自分なり
に生き甲斐を見つけて短い期間であったけれども
絵を描く時間を楽しみに

 


「次はいつだ?今日はやらないのか?」

 


と何度もこちらに訊ねてきたものです。

というわけで、、

自分最大の生き甲斐を持とう! 
寝たきりの生活でも心身が回復する秘訣
人生をより良くするには?

 

 

・毎日面白い、楽しいと口にすること。

・夢に、志に胸を弾ませること。

・あなたのマインドこそが最高のパートナーだと知ること。

ぎゃーあ! こう考えると楽しい!
毎日が嬉しくなる!

絶対、なんと言われようが夢が叶っちゃうよね!!!! 

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ご感想や気づき、発見がありましたらこちらまでメッセージをください。
個別には対応できないことが多いですが必ず目を通しており、
今後の発信に活かしてまいります。

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