【ケアプラン 転倒リスクが増えたと思えるなら?】

 
 
 
大腿骨骨折後の手術を経て退院。
 
 
 
 
フォロー後の約8ヶ月を経て医師からも「もう大丈夫」の見解あり、
これにて骨折後という経過観察も終了。
 
 
 
 
時期的にもほぼ同じタイミングでケアプラン更新ということになりました。
 
 
 
 
退院後ということもあり転倒しない、させない、
体力作りといった課題内容もこの半年でほぼクリア、
一区切りしたところで次なる長期計画はどうする? 
ということです。
 
 
 
 
 ここでわたしが提示したニーズとして一番優先したいと思ったことは
 
 
 
 
 
「自分で自分のできることを増やす」
あるいは自分のことは自分でできるようにということです。
 
 
 
 
歩行はリハビリも行っているし手すりを使っての歩行もできる。
 
 
 

それなら危険の伴わない範囲で認知症のため
ご自身が混乱しているところにフォーカスして、
物忘れがあるけれどもわたしたちの対応の仕方で、
ご本人にとって自分でできることを
続けていってほしいということです。
 
 
 
 
介助者視点の出来る出来ないからのニーズの抽出ではなく、
ご本人から自発的に出来たら生活の質が上がると
思われることを選定していきます。
 
 
 
 
 
まとめると
 
 
 
 
課題、
ニーズとして「自分でできることを増やす」
ことに対して
長期目標で
「身の回りの整理、ご自身の整容などを行える」、
そのために
短期目標では
「1日の生活リズムの整える。昼夜逆転をしない」
こととしました。
 
 
 この件について社内でアンケートを取ってみたら、
ちょっと意外に思えた回答があがってきたので…。
 
 
 
 
「リハビリの効果もあるが独歩や(単身での)
立ち上がりが増えておりそのため
(一人では動けなかった以前より)
逆に転倒リスクは増えている。
プランとして最も押さえておく点は
転倒しない生活なのではないか」という意見。
 
 
 
 

 一見正しいようにも思えますがなんだか

 

 
 
 
「あれ?」と思いませんか? 
 
 
 
 
骨折して一時は車椅子を使用、
医師の許可もあり歩行リハを開始して結果も良好。
 
 
 
 
 
単独歩行もできるが完全フリーにしないで
介助者はできるだけ手が届く範囲で見守り、
体力低下を防ぐ意味でも歩行は続けて下さいという指示が
あったはずなのだが。
 
 
 

そのあたりの情報がスコーンと抜けている。
 
 
 
 
 
 
 
一人で立ち上がってしまうから転倒リスクが
増えるというのは一方的な見解だと思えませんか。
 
 
 
 
 
立ち上がりや歩行が危険というならなぜ歩行のリハビリをしているのか、
リハビリの必要など無いしわたしたち介助側が体力増進に対しての
アプローチをしているわけでもない。
 
 
 
 
 
毎日やっているラジオ体操にしたって
個別にアドバイスできているのかといったら、
そこは介助者ひとりひとりが惰性でやっているのか
目的意識持っているかのスキルが問われますよね。
 
 
 
 
 
 
一人で立ち上がってしまうことの危険予測が必要とするなら、
適宜に認知症対応がなぜできていないのかということです。
 
 
 
 
 
一人で歩いてしまうことは危ないよー、
だから
 
 
 

「あなたは座って下さい」

「車いすに乗ってください」
 
 
 
 
と声をかけるという意味、
アクションをせよということなんですかね。
 
 
 
 
 
認知症の程度はさておき、
本人は意味付けがあって立ちたい歩きたいとして
行動しているのであるのですから、
介助側は何かあったら開口一発「座って」ではない。
 
 
 
 
 
ご本人にとっての行動機会を損失、
行動の制止させてしまう状況はあってはならない。
 
 
 
 
 
それは生活支援にはほど遠く拘束に意味するものだからです
 
 
 
 
 
 
ケアプランのニーズは要介護者の
「生活に足りない必要なもの」だけではなくて、
わたしたち介助者側に求められる
介護技術は状況判断に対してのニーズです。
 
 
 
 
 
選定したプランに対して介助側が自ら何を学んで
どういう状況で自分の技術を提供していくかが、
介護としての仕事の在り方です。
 
 
 
 
 
場合によっては各自で勉強したり資料をあたる必要も生まれますが、
最終的にはご利用者さまに喜んでいただけるためということに繋がります。
 
 
 
 
 
そうした向き合い方ができる人と一緒に働きたいと
思ってくれる仲間がいるなら誰だって頑張れますよね。
 
 
 
 
 
現場だけの申し送り事項だけでことが足りるという発想は捨てること、
それがケアプランの読み込み方、
ケア業務のプロへの第一歩ですよ!!
 
 
 
 
 
 
 ということで、
今回の議題とわたしなりの考察を絡めて次回の
プランニングミーティングでチームでどうするかの
全体の方向性をまとめます。
 
 
 
 
さて、どうなりますか。
 
 
 
 
 
ファイトです!

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ご感想や気づき、発見がありましたらこちらまでメッセージをください。
個別には対応できないことが多いですが必ず目を通しており、
今後の発信に活かしてまいります。

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【ケアプラン 転倒リスクが増えたと思えるなら?】”へ2件のコメント

  1. 匿名 より:

    本人の転びたくない、と周囲の転んでほしくない、は同じ転倒という話題であっても視点が異なっている訳です。

  2. 匿名 より:

    ニーズについて、そもそも転倒するようになった原因がどこにあるのか、という原因分析が明確にできているかは重要です。また長期目標については本人の動機付けになるものになっているのか。つまり本人が目標にできる、ワクワクできるものであるかは重要です。その長期目標を達成する為の具体的な取り組みが短期目標であり、やはり本人が取り組みたいと思えるものかどうか。その視点でケアプランを本人と考えてみると良いかと思います。

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