【認知症ケア 夜間不眠をレクで解消できる? まずは書初めでトライ】

新型コロナウイルスによって起きた様々な出来事で収入が変わり、
働き方・学び方が変わり、人との関わり方が変わり、、、
私たちの身の回りの様々な「当たり前」は見直しを迫られました。


そこへまた新たに緊急非常事態宣言を強いられ、
大変なことはまだまだ続きそう。

そんな年始の中でホームでの書初めを行いました。

やっぱりね〜、日本人だもんね。
伝承とされていることくらいきちんとトライして残していきたいですよね。
例えそれが介護レクとした扱いとなってでもね。

元旦とまでは言わない間でも1月から2月立春までのどこかでは初詣、
神社などに行ってね、お祓いをしてもらったり御神籤をひいたり
そんな楽しみ方をしたいですよね。

正装で祝詞を唱えてしっかり願掛けなんていうのももちろんありですが、
ここは一つ、雰囲気だけでも頼みたいものです。

日本の神様ならそういういい意味でのノリの良さ、
きっと喜んでいただけるはずです。

ホームでの外出もままならないので書初めを行いました。

今日のテーマは


「認知症ケア 夜間不眠をレクで解消できる? 
まずは書初めでトライ」

年末年始の来客やイベントもないので、
できることをできる限りにというスタンスで多くの方に
楽しんでいただけたらありがたいですよね。

自分の勤務の都合での日程調整で申し訳ないのですが、
七草粥をいただいた午後の日のことでもあったので、
まあまあ理由付けには良かったのかな。

実は個人的にも新しい事業所にきて、
初めて自分も初動を体験することになりました。

さて書初めをやりましょう、この掛け声に
「書道なんてやったことはないからできないわー」
とまず声があがる。


このホームの特徴として、
何もする前から「できない」と否定から入る傾向が強い。
普段からのアプローチがやはり希薄なのは否めない。

考えるまでもなく昨年よりほとんどまるまる1年間、
外部の人や団体やボランティアさえも接触はNGとしてきたので
無理もないと言えば言い訳にはなるが、
もうちょっとね、工夫が欲しかったところ。

認知症になると時間を忘れてしまったり、
新しい体験、例えば今行なったばかりのことや
今まさに言葉で伝えたことを覚えていられなかったりします。
そうしたところからも生活意欲を失ってしまったり、
ただ1日を座って過ごす、そんなことが多くなってしまいます。

今回「書初めでどんな言葉を書きたいですか」と聞いて答えが
返ってくるようならいいのですが、やっぱりそう、
想像していた通りでなかなか話しも進展しません。

ある程度、書初めにちなんだ言葉をリストアップしておいて
こちらから提案していきます。

こちらの手の内、札を見せながらお題をチョイスするというのもありですが、
もっとも、みんなでワイワイと盛り上がったところもあって欲しい。

「お正月だと、やっぱり初夢とか
初日の出とか最初にちなんだ

言葉を書初めにすることが多いですよね」

と話をふると

「じゃあ、初恋なんていいわね」と返答あり。

それなら、と筆を持っていただくが
「どう書けば良いの?」
ということ。

拙い形だけでも職員が書いたものを見本に仕上げた1枚は

「初変」。

(一同笑)

 

 

 

描きかけのあなたの似顔絵、似てなくて何度も消したわ、、
こんな歌もあったけど。

 

 

 

 

 

 

 


最初は絶対に書かない、
やったことがないからこんなことできるわけがないと言われる方に
「それなら初めてってことで試しにやてみましょうよ」
と簡単な漢字を職員が手を添えながら書き上げると途端にドヤ顔。

「わたしもこんなふうに書いたんだから、あんたも書きなさいよ。
こんなの簡単じゃない」と隣の席の人に言っています。

まさに手の平返しというやつですね。

ところで、今回の書道、
書初めにはちょっとした狙いもありました。

夜に寝ない方が昼間の活動量を増やすために
どんな選択肢が有効かを
みていきたいというもの。

夜間の不眠傾向が強いばかりか、
深夜帯の時間の失認などが顕著なパターンです。

もっとも医師に伝えれば睡眠導入剤を処方していただけますが、
あまり好ましい選択ではないのでなんとかレクで頑張ってもらいたい。夜間不眠を介護レクで生活リズムを整えると言ったら言い過ぎかも知れませんが何か一つ話題作りのきっかけくらいにはしていきたい。

夜に寝ない~それだからこそ昼間の活動量を増やすように、
と短絡的に言われますが、
だからね、それが分かれば苦労がないんだって!

日中の活動ができなくなっている状態であるから、
さあ、どんなアプローチが有効なのか日々のレクリエーションを
提案したり、ちょっとした思いつきをケアプランに
反映させたりします。

ですが、もっとも効果が高いと思われるものは、
やはり自発的に行動しようと思える機会が増やせる
提案ができると云うことですね。

介入をしようにも本人がやる気も示さないようなものを
いくら提案したって面白くないですよ。

わたしたちだって、幼い頃に意味もわからず参考書を押し付けられたり、
興味もないクラブに無理矢理連れて行かれた時だって苦痛でしかなかった
経験はありませんか? 

同時に今、ご自身がお子様をもったのであればよかれと
思ったものを与えても喜んで貰えなくてがっかり、
とそういうことです。

そこが噛み合わないならいくらレクで企画を立てたって
やりたい人でやってよ、みたいなね、そんなジレンマがあります。

 

 

該当の方、分からない分からないと言いつつも、筆運びは良好。

小ぶりな筆跡ながら綺麗に整った仕上がりを見せていただけました。

まあ、レクを行えたという形的には良かったかもしれませんね。
でも本人が楽しめたかどうかはまた別の話になってきます。

そう、だから字が書けた、
絵が描けたというのは当人が楽しめるかどうかは
本人が好きかどうかで決まるもの。

訳もわからず、言われるままに作業したところで当人は
「なんのこっちゃ」。

そうしたら、あとは周囲の方がどんな表情を見せて
会話の糸口を掴んでその場を楽しませていくことができるか、
ということが求められますよね。

いくら回想法だのなんだかんだ言ったところで、
個人的にはご利用者さまの目がキラッと光ってくれるもの
でなければサービスを提供するにも気がひけます。

 

認知症対応には多くの資格やら専門スキルがあったりするけど、
そういうところでテキスト買って勉強するより、
コミュニケーションスキルを磨いた方がいいです。

親しく慣れた相手になら話はしやすいのは当たり前、でも、
相手を選んで話をする、されるようでは認知症対応ばかりか
普段の人との関わり方の幅にも開きが出来てしまいますからね。

介護福祉士なんて、ものすごい費用と時間をかけて取らさせる資格にも
関わらず高齢者の楽しみや喜びにフォーカスさせる勉強はほとんどない。

ちょっとした工作やマジックの一つやふたつ、
歌やゲームなどのネタも覚えさせていく方が
介護の将来のためになると思うのですけどね。

 

 

【認知症ケア 夜間不眠をレクで解消できる? まずは書初めでトライ】

 

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